住まいの設計はなぜか「収納!」「収納!」で始まり、文字通り「収」「納」で終わります。
お陰で(?)住まいや家づくりは、いろいろなコーディネーターやアドバイザーを生み出しています。
資格試験の有無やそれらの行政の所轄もいろいろですが、よく聞くのはインテリア・コーディネーターやテーブル・コーディネーター、
リフォーム・コーディネーターやキッチン・コーディネーター、照明コーディネーター、それに収納コーディネーターというのまであるのです。
はたまた、なんとかアドバイザーに至っては、もうその数は計り知れないのです。
が、それら収納コーディネーターなりアドバイザーなりがどう言おうとも、そしていくら収納を多く作ろうとも、住人自らが片付けようとしない限り、
住まいはすっきりとキレイにはならないものです。
「収納」とはその文字の通り、「収めて、納める」ことです。
つまり「いったん納めてしまうと永遠に出てこない」と言う意味もあるのです。実際に皆様のお宅もそんな感じの収納が多いのではないでしょうか?
押し入れ、納戸、床下収納、はたまた屋根裏収納と言えば、なんだか便利そうに聞こえますが…、
一度は押し込んだものの、季節ごとに必ず出すひな人形やクリスマスツリーなどや、バザーや旅行など行事によるものは別として、
それら以外の物はまったく記憶から消えさるってしまうのです。と、それはまあ私のことでもあるのですが…、引き出しの中や書棚のその奥の本やCDなど、
どこに何をしまったかすっかり忘れてしまい、同じ物を二度も三度も購入したことがあります。
特に納戸や倉庫などでは、「物の上に物を置かない」「物の前に物を置かない」ように努めることが大切なのです。
なにはともあれ、収納は物が出しやすいものでなければなりません。
そのためには。物がすべて見えて、どこに何があるかを常に確認できていなければなりません。
戸棚も透明なガラス戸にして、中のものがすべて見えることが理想なのですが、リビングやダイニングが繁雑となって、かえって落ち着きません。
そこで中が見えない戸棚にしても開けたらすべてが見えるように大きな一枚戸にするのです。
キッチンのつり戸棚も、下段の皿を一枚取り出すときにすべての棚を見渡せるようにするのです。
玄関の大きな“なんでも”シューズクロゼットは、一たび扉を開けると…靴やコート、あるいはストックなどなんでも丸見えとなり、常にどこに何があるかが一瞬にして掌握できます。
これは他のクロゼットや納戸も同じです。既製のスチールラックのように極力透明な棚を巡らし、すべての物を展示するように“陳列”しておくのです。
そのためには物が見えやすいように極力奥行きの浅い収納とし、衣類や小物は中がよく見える透明のポリケースや透明のビニールで覆ったハンガーカバーなどにするのです。
こうして玄関からトイレ、脱衣室、さらにはキッチンやリビング、書斎など、すべてのものが一目瞭然となるよう陳列をする感覚で収納を、いや“棚”を整然と配置します。
収納は、住む人の生活行動に合わせることが一番なのです。
言いかえれば人に生活があるように、物や収納にも生活があるのです。
トイレにトイレットペーパーのストックの棚、また脱衣室にはタオル類や下着などの棚や引き出し収納などがその例です。
これなら「おーいカミ!」も、「おーいパンツ!」の緊急事態も起こらないのです。
欲しいところに欲しい物、そしてそのために欲しい収納と、ドラえもんの「どこでもドア」ならぬ「どこでも収納」が理想的なのです。
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